キャリアアップ
地下開発のプロフェッショナルになるためには?キャリアアップの道筋ご紹介いたします。
STEP 1 1年目~
OJTで業務内容を理解し必要な免許・資格を取得
先輩社員の出身校は工業系や普通高校などさまざま。新卒入社では全員が知識ゼロからの一斉スタートです。先輩社員の指導を受けながら、地質・地盤調査の現場で作業道具の準備などのサポート役を担います。小規模の地盤調査に始まり、慣れてきたら井戸・温泉工事やウェルポイント工事にも参加します。玉掛や小型移動式クレーンの資格のような比較的短期間で取得できるものから免許・資格を取得し、現場で必要な技能や知識を身につけていきます。
STEP 2 入社3年目~
機械に触れ操作を身につける
地質・地盤調査や地下工事の現場は1日~1か月ほどかかり、出張がつきものです。出張時の移動などを含め、十分に経験を積んだら、いよいよ機械のオペレーションを覚える段階です。空き時間にボーリングマシンを動かして練習することもあります。
STEP 3 入社5年目~
機械オペレーター&地質調査技士資格に挑戦
一人前の技術者として機械のオペレーションや現場のマネジメントを行います。また、5年間の実務経験を満たすと地質調査技士の受験資格が得られます。地質調査技士はボーリング技術者や地質調査に関わる現場技術者の知識、技術を評価する資格で、国土交通省により公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格に登録されています。地質調査技士になると、地質調査業の登録申請の際に義務付けられている「現場管理者」として、現場の責任者を務めることができます。受験の際には会社からテキスト購入・受験料などのバックアップがあります。
STEP 4 入社6年目~
技術者としてステップアップ&管理職
さまざまな現場で経験を重ねスキルを磨くとともに、さく井技能士、測量士、土木施工管理技士、ウェルポイント施工技能士といった各種資格を取得して技術者として専門性の向上を図ります。有資格者には資格手当が支給されます。また、能力や適性に応じて管理職や後進の育成に携わる社員も出てきます。
STEP 5 入社25年目~
優れた技術を伝承するボーリングマイスター(匠)に
(一社)東北地質調査業協会では、地質調査業およびボーリングオペレーターの社会的地位の向上や、ボーリング技術の継承のため、「ボーリングマイスター(匠)東北」認定制度を行っています。認定には現場管理者として活躍するオペレーターのうち、実務経験 25 年以上、で無事故期間3年以上、100m 以上のボーリング調査経験などの厳しい条件があります。ボーリングマイスター(匠)は職人としての高い技術と実績の証。講習会やセミナーで講師を務め、業界の発展に貢献する誇りある立場です。
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