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佐藤さん
川口さん
相田さん
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仕事は厳しく働く環境は自由に。メリハリのある会社です
ボーリングの技術もやりがいも次世代に伝えたい
接客業や物流などの仕事を経験し、27歳で入社して34年目です。
仕事は責任が重くプレッシャーもありますが、当社は現場を離れれば世代や経験に関係なく和気あいあいとしていて、居心地がいいから続けていられます。
目的に沿ったボーリング資料を採取するため、地下の地質の様子を想像しながら機械を操作するのが醍醐味。
技術も仕事の楽しさも、若い世代に伝えたいですね。
1990年入社 相田 美浩(あいた よしひろ) 調査部課長
とある1日のスケジュール
07:00

会社または宿泊先から現場到着
危険予知活動(KY活動)からスタート
その日の現場のリスクを洗い出し確認する
08:00

朝礼
その日の目標・手順などを確認
 

業務
10:00頃

午前休憩
機械を止めて15分ほど休憩
 

業務
12:00

ランチタイム
日帰りの現場では手作り弁当持参の人も
お弁当やサンドイッチを食べることがほとんど
出張先では朝買っておいた
 

業務
15:00頃

午後休憩
作業に集中するため、なるべくしっかり休憩
17:00

作業終了
Q. 仕事内容を教えてください。
ボーリングの現場リーダー「ボーリング機長」です。入社5年目から現場での作業工程を決めて助手に指示を出すほか、現場でのOJT、マシンオペレーション、元請け企業の担当者との打ち合わせ、トラブルが起こった際の対応、複数の現場が同時進行する場合は全体の統括もします。社長以下ほぼ全員が技術者という会社ですし、現場にいる時間が長いので、課長という肩書を意識することは実はあまりないですね。
Q. 現場で心がけていることは?
オペレーターと助手が2人1組で作業に当たることがほとんど。パートナーの作業や位置を認識することが大切です。ボーリングでは穴が深くなるとお互いの姿が見えなくなりますから、一つ一つの作業に入る前に必ず打ち合わせをして、合図や声掛けをしながら慎重に進めます。あとは機械を正確に水平に据え付けないと、深く掘るほど穴が斜めにズレていってしまうから、水平にもこだわります。細かい積み重ねが事故・ミスの防止につながります。
Q. (一社)東北地質調査業協会から「ボーリングマイスター(匠)東北」を受けていますね。
ボーリング機長として25 年以上の実務経験や、100m 以上のボーリング調査経験、後進の指導に当たっていること、過去3年無事故であることなどの要件があり、2023年現在、東北で20名弱、当社では私を含めて2名が認定されています。日々粛々とやるべきことをやってきただけですし、これからも変わらず仕事をしていくだけですが、認めていただけたのは嬉しいですね。“匠”なんて言われると照れ臭いですが(笑)。
Q. 何歳まで働きますか?
気づけば60歳を過ぎましたが、先輩がまだまだ活躍されている会社です。私も65歳までは現場に出て、その後も体力の続く限りは仕事をしたいですよ。地質調査では重機から特殊な機械まで扱い「犯罪以外は何でもやる」なんて言われることもあるくらい(笑)、多様な技術や知識が必要なんです。私もこの30年で、現場ノウハウからアーク溶接、金属研磨まで身につけさせてもらえたので、今度は若い世代にそれを伝えていけたらと思っています。